定年後を安心して暮らすためのサポーター
2016年8月7日
106万円の年収の場合、社会保険料が約16万円引かれるますので、手取りは90万円程度になってしまいます。
9月までは、所得税・住民税を差し引いても104万円程度の手取りでしたので、年間10万円程度差が出ます。
手取り額を増やす方法を、考えていきましょう
勤務時間を増やすか、減らすか、多く働いた方が手取りが増える
ケースもあります。
28年に入り、今まで以上に、配偶者控除の見直しが検討されています。
報道によりますと、自民党税制調査会が来年の税制改正で所得税の「配偶者控除」の見直しを検討する方針です。
与党内でも、専業主婦世帯の反発があるという意見もありとのことから、慎重に議論をすすめるようです。
「配偶者控除」の”優遇”をなくせば、パートで働いている方々が、フル勤務し、年収を気にしないで働くのでは
ないかという発想だという反発の声と、働いていないのに税の”優遇”を受けるのは不公平だという声など、様々な
議論が予想されています。
注意深く、これらの情報を把握していきましょう。
現在はは40歳以上が介護保険料の対象納付者ですが、厚生労働省は28年8月31日にその諮問機関である社会保障審議会介護保険部会に、引き下げるよう提案しました。
委員からは慎重論がでたようですが、介護保険費用は創設当時の約3倍の10兆円超になっていることが背景にあるようです。
一方、40歳以上の保険料負担者は5年後の33年からは減少に転じます。
今後の、情報をチェックしましょう。介護保険料は家計収支の試算に影響がある出費です。