定年後を安心して暮らすためのサポーター
2016年12月8日
私達の生活に密接に関連している介護保や年金です。
この見直しが現在、国会等で議論されています。
社会保険料の財源不足を補うため、その原資を介護保険料や年金給付額などからも補っていくためであると言われています。
現在は年金をもらうためには25年間、加入し続け、保険料を払い続けなければ65歳になっても給付されません。
この加入期間を10年にするとの案も議論されていますが、仮に10年間だけ加入しても、もらえる金額は数万円です。
なんらかの事情で年金保険料が払えない場合は、一定の条件にあてはまれば、全額免除や半額免除などの処理をしてもらえます。
この期間は年金額には反映されませんが、加入期間には反映されます。
なにもしないのではなく、役場に行って相談することが大切です。学生さんなどもこの制度の利用が可能ですから、必ず手続きしておきましょう。
いずれにしても、これからの介護や年金といった社会保障システムを維持していくため、様々な制度の見直しが予想されますので、ご自身にあてはめて、老後の生活プランの設計することが、ますます大切になってきます。
40歳までに知っておきたいこと、60歳までに知っておきたいこと、いろいろあります。
利用できる制度や法律を知り、公的機関などを最大限活用しながら、豊かで安心できる生活がおくれるよう、情報収取をしたり専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談してみるのもよいのではないでしょうか。