定年後を安心して暮らすためのサポーター
・65歳で退職しハローワークに今後も働く意思をもって申請すると、高年齢求職者給付金(失業保険金)が一時金
として給付されます。
・60歳で退職すると勤務期間・給与・退職理由などにより一定の金額が、一定期間給付されますが、働く意思があ
り、働けることが前提です。
働く意思がないと給付されませんので、リタイヤする方で年金が受け取れる条件の方は満額ではありませんが、
年金で生活していくことになります。おそらく預金の取り崩しになっていく時期がやってくる方が圧倒的に多い現
状です。
・一定期間内に就職すると別途、給付金が支給されます。
・企業に在籍(傷病休暇など)している場合は、傷病給付金が健康保険組合から給付されます。
(額は健康保険組合によって異なりますが、おおよそ、現状の給与の60~80%です)
たとえば63歳で病気になり、退職し、その後、働けるようになった場合は、一定期間、給付金の受給延長ができ
ますので求職活動に入ったらハローワークに申請しましょう。
・働けない場合に生活費として保険金が給付される民間の保険もあります。
これは、上記の傷病給付金だけでは生活が苦しいときに、家計が助かりますが、注意したいのは、給付されるまで
の待機期間(免責期間)が長いものもありますので、すぐ給付されるのかどうか確認しましょう。