定年後を安心して暮らすためのサポーター
・保険の種類は500種類以上あるとも言われていますが、目的別で考えると加入したり、見直したりすることが
容易になります。
加入する時もそうですが、家族構成や年齢の変化によっても必要(あるいは不要)な保険があると思います。
・なぜ、その金額の生命保険に加入したのか、またこれから加入しようとするのか、その給付金額はなぜ必要なのか
を十分検討しましょう。
保険加入には、「なんとなく不安だから」とか、「入っていれば安心だから」とか「遺族のために」とかの理由が
あるのでしょうが、これからの生活維持のための資金を割いてまで加入すべき金額と、保障内容は、家族構成や
年齢などで変化していくものです。
・医療保険の保障内容なども、健康保険の高額療養制度の自己負担限度額だけでは不十分なのか、検討しましょう。
最近の医療の進歩で「がん」の治療も入院期間はが短くなり、通院での治療が増えています。
昔、加入していた保険では、通院保障がないのもあるのではないでしょうか。
先進医療の保障といっても、限られた病気で、限られた病院でしか適用にならないものもあります。
どこの病院でも、どんな病気でも「先進医療」がうけられるとは限りません。医師が必要と認め、合理性を認めた
場合に採用される治療方法です。
・いざという時に、免責事項で給付金が出なかったり、時間がかかったり、ということがないように、そして受取人
が認知症や、亡くなっていた場合にどうなるのかなど、給付金額以外に検討することがありますから、入っていれ
ば安心と長年、ほったらかしにするのはやめましょう。
・定期的に見直すことが重要ですが、生活費の補填のために見直したり、解約したりして、他の保険に加入できなく
なることもありますので、慎重に検討しましょう。