定年後を安心して暮らすためのサポーター
・まず退職後の20年程度の家計収支決算を行いましょう。
お金は3種類に分けて考えるとよいでしょう。
「生活や家族の支援のためのお金」・「自由に使えるお金」・「自分の葬儀や親族のために残すお金」の
3つです。
・それぞれが試算できたら、自由に使えるお金をさらに分割しましょう。
自分や配偶者の夢や趣味などのためのお金などを差し引いてみましょう。
そして、現金や不動産などをさらに増やしたいとお考えなら、その「理由と額」を明確にしましょう。
預金金利は低率な時代ですが、5年後、10年後は不透明であり、絶対こうなると断言できる人は存在しません。
(仮にそのようなことで商売をしている人や企業があれば法的にも問題になる恐れが大です)
不動産の有効活用といっても、なにをもって有効といっているのか中身を検証しましょう。
誰も住んでいないので改築したり、空いている土地に新たに建物を建築してアパートを経営して当初は満室だった
が、大学や施設が移転したり、土地開発計画の法律が変わったりして、借りる人いなくなることもあります。
「絶対儲かる」のであれば、他人には教えないのではないでしょうか。
もし、そのような保証をしてくれる契約は重々、細部にわたるまで、専門家にも見てもらうことをお薦めします。
・資産の運用は、「なぜ、そうしたいのか」が原点です。相続対策だけで始めないようにしましょう。
まず今後のライフプランを立て、長期の家計収支を試算することから始めることが大切です。