60歳からは働く目的の再認識からスタートしましょう

・何十年も必死に働いてきた私達。途中、悩んだり、迷ったり、やめたいと思ったり、転職したりと、長い仕事人生

 でした。

 家族のため、生活のために忍耐も必要でした。
 さあ、これから働く意味は、あなたにとって変わりますか?変えますか?
 働くことの目的は同じですか?
 一ついえることは、定年は人生において、社会的にも金銭的にも、大きな「転機」となるということです。

・すこし前までの時代は、「60歳で定年になったら年金をもらい、好きなことをして老後を楽しむのだ」と思って

 働いていた方が、圧倒的でした。

 しかし、年金の開始が65歳になり再雇用制度ができ、寿命が延び、健康で過ごせる時間が長くなってきました。

 老後プランを、誰しも幸福におくりたい、そのためにこれからどうしていけば、自分も、そしてご家族も納得でき

 る人生がおくれるのかと迷い、毎日のように悩んでいらっしゃる方も大勢いらっしゃいます。
・それには、ご自身の働きたい、働くのだという、その思いの背景にある、あなたの興味・能力・価値観・特性を

 棚卸すること、そして、今後の家計収支の試算をしてみることが大切ではないでしょうか。
 そのための一つの国の支援制度が、平成28年度から定められた「キャリアコンサルテイング」です。
「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する

 相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます(職業能力開発促進法第2条第5項)。
 キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、

 社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるように

 なることが期待できます。

・組織内では、必ずしも、ご自身の希望が叶うわけではありませんが、ご自身の潜在的なキャリアのニーズに気づき

 仕事や能力開発の機会などを通して視野を広げ、自身のキャリア形成を考えていくことが大切です。
 キャリアコンサルティングを通じて自身のキャリアプランを明確にし、そのために必要な知識・資格の習得や、

 仕事の選択を行うなど、自身が希望するキャリアの道筋を実現していくための有力な手段の一つとして、

 キャリアコンサルティングを活用することができます。(厚生労働省HPより)
 このような専門的な支援を行うのが、キャリアコンサルタント(国家資格)です。
・キャリアコンサルタントの呼称は国によって定められた基準を満たす者だけが称せます。
 私はキャリアコンサルタント(国家資格)とキャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)、

 ジョブカード作成アドバイザーの資格を有しており、専門的な見地で支援をさせていただけると思います。。

 (これらの資格詳細は厚労省HPおよび各協会のホームページをご覧ください)

 

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