定年後を安心して暮らすためのサポーター
・公的機関では中高年の求職者に対してセミナーや相談に応じるシニアコーナーを設けている地域もあります。
適性テストで自己分析をしてくれたり、添え状・履歴書・職務経歴書の書き方、面接のポイント・求人票の見かた
などのセミナーもあります。
・中高年の就活対策は、学生や就業経験の短い方に対する内容と異なる点が多々あります。
就活には、様々な方法が考えられますが、求職活動はセルフ・マーケテイングと言えます。
若いころの求職と異なることは、多くの企業があなたの経験や能力はもちろんですが、特に「健康」に意識を持っ
ています。
長期・短期を問わず、就活中の健康は、ご自分自身しか管理できません。自己管理ができないようであれば、採用
にも影響すると言えます。
・応募書類作成までの手順は、まず、自己分析をしましょう。趣味・特技の整理と資格・免許の整理、そして長所・
短所の確認、そして思考特性・行動特性の確認です。
次に、経験の整理(業績の棚卸)です。
この略歴を、紙を見ないで語れるようになると面接対策につながります。
そしてあなたの能力の整理(知識とスキルの集合)の整理です。
能力については、自分ひとりで強みと思っているだけでは、本当にそれが通用するものかわかりません。
ただし、その時点で能力不足だからといってあきらめる必要はありません。
意欲や熱意、勤勉さがあれば身につけることも可能であるし、そのような人間性そのものを高く評価する会社も多
く存在します。
・次に、ご自分がおかれている環境を分析し、現状を客観的に把握しましょう。
経済的な状況(将来の予測まで)や家庭の状況(健康や扶養義務や勤務地の制限など)、そして人間関係(支援者
など)、そのほかに職業選択に影響する外部要因の把握が大切です。
・この2つステップを踏んだうえで、目標の設定をします。
あなたが何を基準に職業や働き方を選択するのが望ましいのか、これらのステップを、ご一緒に支援させていただ
きます。
このようなプロセスを踏みながら、あなた自身が決断し、自信をもって就活にチャレンジできるようサポートさせ
ていただきます。
それがキャリアコンサルタント(国家資格)、キャリア・デベロップメント・アドバイザー、ジョブカード作成
アドバイザーである私の役割であると考えております。