定年後を安心して暮らすためのサポーター
・高年齢者を採用する企業は履歴書について、どのように考えているのでしょうか?
採用した400社強にアンケートをとった公益財団法人があります。
それによると、約半数が書類選考をすると回答し、履歴書を見る際に重視している点は、職種によって差はありま
すが、職歴・資格・転職回数の他に、健康状態という回答が多くみられました。
パソコンでも手書きでもどちらでも良いという企業は、約2/3、手書きが良いとしていたのは1/4でした。
パソコンの方が良いとしていたのは、数%にすぎませんでした。
写真はカラーが良いというのは約半分でした。
・このように履歴書の外観についても応募する企業によって異なりますので、応募する企業や職種の情報を事前に
出来る限り把握しましょう。
履歴書と職務経歴書は「顕在化した能力」と「完成された職業人」の姿を経験と実績という裏付けをもって明確に
示さねばなりません。
自分をプレゼンテーションするツールです。
・応募者の能力は職務経歴と面接によって判断されるケースが圧倒的です。
自分のカタログを作る気持ちで作りましょう。
自己表現力やプレゼンテーション能力の表れとして評価され、あなたの価値を高めることになります。
指定がない場合は、独自に作成することができますから、経験・能力・意欲・人間性などを強くアピールすること
ができます。
例えば未経験の業種を希望する場合は、自分の意欲や趣味の方向性を企業の特色と結びつけるなどの工夫が
必要です。
・履歴書と職務経歴書に添付する添え状は、挨拶と自己PRを兼ねたビジネス文書ですから、求人情報の出ていない
企業にダイレクトに応募する際はもちろんのこと、求人広告への応募でも添付すべきでしょう。
これにも作成のポイントがありますので、慎重に作成しましょう。