定年後を安心して暮らすためのサポーター
年間20万人近くが起業し、3年以内にその7割が廃業していると言われています。
それだけ経営を維持するということが大変なことがわかる数字ですね。
起業に対しては公的な支援制度があります。
融資・リース・保証や補助金・税制・出資の他に、セミナー・相談会、そして商品の認定制度などです。
特に新年度はこれらの情報収集にむいています。
シニア起業家支援資金などもその一例です。
また民間でも起業を志す人への様々なセミナーなども行われていますし、成功者の書籍も多く見受けられます。
「こうすれば起業が必ず成功するというも方法」があれば、どんな内容の企業でも誰が行っても成功するはず
です。
人は一人一人、起業の目的は異なりますし、持っている資産・能力・経験・人脈なども異なります。
そして、日本や世界の経済状況も日々、変化しています。
であるからこそ、起業をするには、まず「自分の棚卸が必須である」と、私は考えます。
なぜ起業するのか、目的はなんなのか、そう思った理由はなんなのか、などを十分に「内省」してみませんか?
起業という行動を起こそうとしているエネルギーや思いはどこから、いつごろから、なぜでてきたのでしょう?
そして何をめざし、何のために残された自分の時間を使うのか。
経営スタートにあたっての技術的なノウハウや精神論も大切ですが、
その前に、このような「内省」の機会を設けることがスタートの前にあってほしいと思います。